花と猫とわたし

その日の思いと出来事など 花講師 乳癌患者 日記

ストレス

癌になりやすい性格というのがあるらしい。

本当かな?と思ったけど、こういうの見つけた。

 

1 怒りを表出しない。過去においても現在においても、怒りの感情に気づかないことが多い。
2 ほかのネガティブな感情、すなわち不安、恐れ、悲しみも経験したり表出したりしない。
3 仕事や人付き合い、家族関係において、忍耐強く、控えめで、協力的で譲歩を厭わない。権威に対し従順である。
4 他人の要求を満たそうと気をつかいすぎ、自分の要求は十分に満たそうとしない。極端に自己犠牲的になることが多い。
『がん性格 タイプC症候群』L・テモショック、H・ドレイア著、岩坂彰、本郷豊子訳(創元社)より引用

 

そういえば、CMで

「わたし、癌になっていい人やめました」ってのがあったな。

 

先日、母と大喧嘩した(普段喧嘩などめったにしないけど)

 

わたしが、治療や、手術で入院になった時に備えて

知人が有料老人ホームを紹介してくれた。

 

始めは、うちにいて、わたしの夫や義妹に気を遣わずにすむと喜んでいたのに、そこにいたら、貯金が底をつくのではないかとか

わたしが死んだら、自分はどうなるのだろう?

もう、ここには帰ってこれないのか・・と

(もう、90歳です、あと何十年あると思っているのか)

 

顔を合わせるたびに、暗い顔をしてため息をつかれてしまう

ためいきつきたいのはわたしなんですけど。

 

「わたしが、かわってあげればよかった」

「あんたに負担をかけたくないから」

と、言いながら、ふろ場にある介護用のいすを動かそうとしたりするので

そんな無理をして、寝たきりになられる方が迷惑なのでと怒ってしまった。

 

ディサービスで、

「娘が癌になったので、わたしは、娘が入院している間は

施設に行かないといけないんですと言ったら、

話を聞いた相手が涙をぽろぽろこぼしてくれた」ってわたしに話す母

こっちの方が泣きたいのをこらえてることわかってるのかな

 

 

母の苦しみは、きっと、自分がなるより辛いだろうとは想像できる。

兄のことも先に見送ってるから、なおさらだと思う。

 

でも、それって、自分のことだけだよね。

 

周りのことを考えて、自分ができることを考える

泣きたくなることも、もう、いいやっていう気持ちになりそうな時も

 

負けられない闘いが始まっただけ