花と猫とわたし

その日の思いと出来事など 花講師 乳癌患者 日記

有料だから優良というわけではない

今年に入ってから、わたしが治療に専念できるようにと

知人がお父さんが入所されていた優良老人ホームを紹介してくれた。

本当に、よかれと思ってそうしてくださったことは感謝している。

が、彼女のお父様が入所された頃とは、その施設の中身は変貌を遂げていた。

 

そこが素晴らしいかどうかは、そこで働く人の意識で変わる。

母と、数名の利用者を覗けば、「認知症」が進んでいる人がほとんど。

ご家族も、自分の親がどんな扱いを受けいるのか、知る由もない。

 

入所まもなくから、母の施設に対する愚痴の中に

ちらちら見え隠れする、施設の実態があったのだが

「認知がすすんでいるから、そんなことをいうのだろうか」

最初はそう思ってしまった、母には申し訳ないと思う。

 

パワハラで、職員を怒鳴りつけ、ヘルパーや、洗濯係、看護師が

次々に辞めていき、命に係わる医療的な面の引継ぎもないまま

深刻な人手不足を引き起こした、人格的に問題ありの施設長が転勤し

 

食事も、塩辛くて食べられない時もあることや

脂っこくて気分が悪くなるものが出ることもあると聞いて

担当者に伝えても、「そういうことは施設長にいってください」

と、一言のお詫びも無し。

 

代わりに、もっと上の役職の施設長、看護師の統括者がやってきた。

やれやれ、これで、改善される・・と、安心したのもつかの間

やってきたのは、上司に媚びへつらい、家族の前では、親切に装い

利用者だけの時は、非常に権威的で、高圧的、

 

しかも、5月に入って、一度も、母の部屋に看護師が来なくなった。

記録には来たことになっていて、ケアプランにも、ちゃんと書いてあることを

実行されていないどころか、やったことにして、実際はほったらかし。

ケアマネさんが、その時間帯に来て、看護師が来ていないこと

記録には来たことになっていることを確認されているのに・・である。

 

今日は、役所に行ってきた、母の足の装具の返還金の申請に行ったついでに

もっと良い施設を探すためである。

 

話を聞いてくれた窓口の女性が

「そんな話を聞いて行政としてほっとけません」

とまで言われたのですが、

 

もう、自宅に帰るか、施設を変わる決意をしているので

ホームと闘う気はないけど

今後、相手の出方によっては、管轄の役所に実態を恐れながら・・と、訴え出てもいいのかなと思う。

 

有料は、高いだけで、必ずしも、クォリティが高いわけではない。

 

昔、介護福祉士だった頃

出世するのは、上司に媚び媚びする、仲間の足を引っ張る奴らだったこと

思い出した。