花と猫とわたし

その日の思いと出来事など 花講師 乳癌患者 日記

抗がん剤の副作用 後半

f:id:hananomiti2:20171115061110j:plain

前半、無事、なんとか乗り切った化学療法。

しかし、後半は、かなりきつかった。

 

味覚がおかしくなる・・食べ物の味がわからない

足がだるい、重い、股関節に違和感

そして、熱が出る

 

さすがに、味覚やられると、少しでも、美味しく感じるもの食べたくなる。

 

きついなぁ・・と思っていたけれど、

主治医の先生が、白血球を増やす注射を打ってくれて

1回目の熱は、その注射と、抗生剤2種、6日分で乗り切った。

 

2回目は、投与の二日後に注射を打ってもらったので

今回は、2週目のしんどさは、かなり軽減された。

1回目の後の、足の裏の痛みは、今回はマシだが

2週目になって、足の裏、足の指先、などの皮がずるずる剥ける。

 

 

普段通りに生活できるのは、ありがたい。

でも、免疫力が低下しているので

人混みにでかけるのは、危険なことなんだと実感する。

出先で、誰かがくしゃみをしていたら、

その部屋に入るのをためらってしまう、(自分はマスクを着けていても)

 

普通のことは普通にできる。

だから、他の人には、足のだるさとか、倦怠感とか

舌の先がピリピリする感覚はわからず、元気に見える。

 

夜遅く、延々、人の悩みを聞いていたけど、最近は、

ある程度の時間で切り上げようと思うようになった。

 

その人にとって、深刻な悩みであることは違いないが

それ以上長く聞いたからって、わたしが解決できるわけではない。

あくまで、解決していくのは本人だ、

こちらは、ただ、たまったもやもやを吐き出すお手伝いに過ぎない。

それに、わたしと違って、命に係わることではない。

 

そのことに、早く本人が気づいてもらいたいものだ。

元気な時なら、お茶、コーヒー食事の支度は出来なくもないが

元気な人たちがやらずに、病人のわたしの仕事になっている。

最近、ようやく、後片付けからは解放されたが

現状これでは、手術後に退院してきてからが思いやられる。

 

痛くない、しんどくない人に、痛い、しんどい人の気持ちなんてわかるはずがない。

いちいち、できないから、やってくださいって

毎日言わないといけないのか?

 

さすがに、手術後くらいは、配慮あるかな・・